ADHニュース by Ueda(ADH会員)
水仙祭りへ向けて、ヒッポへの情熱
来る4月29日に行われる水仙フロートのパレードの中には、キング・ヒッポが目を惹く。このフロートの製作を側面から見てみよう。ジェラルメの古くからのファーミリーの出であるマルタン夫妻は、根っからのヒッポ・ファンである。 この熱狂的で魅力的な夫妻はマルタン氏の退職後ジェラルメに戻ってきて、聴取者の興味をそそった。
*地元のFMラジオのインタヴューを受けた。
「私たちは幼友達で、お互いに多くの点で同じ趣味を持っていたんです。 その一つがヒッポなのです。」
その結果、夫妻の趣味のよい家にはヒッポが群れ住んでいる。 部屋の何処にも、特に「ポタモドローム」と呼ばれる部屋には、なんと2千頭のヒッポが住み着いている。
「私たちは、ヒッポの数や価値に興味があるのではなく、色々なコレクションがどんな経緯で集まって来たのかが重要なのです。」と夫妻は語った。
大小・新旧のコレクションは、木製やガラス製であったり、色々な石で出来ていたり、クリスタル、金属、陶器であったり。。。。。。これ等は世界各地から来たものである。 フランソア マルタンは、10本のネクタイすら持っている。 驚きである!
「キング・ヒッポ」と水仙祭り
ジェラルメ居住のマルタン夫妻を中心に、60人のヒッポ協会の会員は、ヒッポと水仙をリンクさせようと思いつくや否や、その考えを実行に移した。 会長Guittan氏をはじめとする協会の役員はジェルルメで会合を持ち、その場で参加を決定した。
水仙祭りに「キング・ヒッポ」とそれを取り巻く従者がジェラルメの街を行進する。
ジェラルメのフロート製造者・Patrik Fleurandeと Bernard Balland、およびCarole Fleuranceとマルタン夫妻は「ヒッポ・キング」の制作に多大の貢献をした。 彼らは同時にMarie-Curie幼稚園の子供たちや、ヒッポについてより多くの知識を得ようとする人たちとも協力しあった。
フロート行進の日には、ドイツから10人の愛好者を迎え、また同協会の日本会員である植田良明を迎える。
写真説明:
-Irene、Francois Martin夫妻・ヒッポへの愛情をしめす。
-Partik Fleuranceの協力で「ヒッポ・キング」に命を吹き込む。
記事は、Gerard Foinatによる。地元の新聞、La Liberte de l’Est及びEst Republicain
に掲載。
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