「河馬博覧会-かば祭り in Ueno Zoo」昔の上野動物園の絵はがき
上野動物園に展示する古いカバの絵はがきです。
カバ来日100年を記念しての展示なので、ヒポミのかばコレクションの中で古いものを探しました。古いものは、たいてい象コレクターのIKU象さんが見つけてきてくれたもので、一番古い上野動物園の絵はがきは、ビニールの袋に入っていました。当時は両面印刷なんてできなかったのでしょう。表と裏は2枚の紙を貼って作られたもので、袋に入ってなければバラバラになってしまいそうでした。絵はがきのカバは100年前に初めて日本に来たカバで、当時作られた2枚の絵はがきのうちの1枚のようです。カバ舎の柱は木でできてますね。ヒポミのかばコレクション【今日のカバ】2009/6/16
右の写真には、2頭のカバが写っています。1頭の後にもう1頭の顔の鼻の穴がちょっとだけ見えます。カバ舎は新しくなっています。この2頭はおそらく京子と大太郎で、戦後の食糧難の時代に悲しい運命を辿ることになります。そのお話は、早乙女勝元原作『さようならカバくん』になっています。ヒポミのかばコレクション【今日のカバ】2009/6/17
左の絵ハガキは、いつの時代のカバかわかりませんでした。裏の文章には、「サイとは異います 仲々面白い動物です。安井さんによろしく」という手紙文が書かれていました。手紙を書いた人は、カバより先にサイを見ていたようです。写真の脇には、「河馬 (阿弗利加産 上野動物園飼養 )」と印刷されています。
右はカラーの絵はがきです。カラーと言ってもあとから彩色した感じです。裏にはカバについての説明文が書いてあります。「池や河等に棲んで居りまして昼間は水の中に鼻の先や目だけを出して休んで居りますが夜になると水より出て来て草類を食します」
上野動物園の見学記念のしおり。時代は不明です。今回の『河馬博覧会』では、関連のイベントに参加すると記念品をもらえるとか。どんな記念品か楽しみです。
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コメント
ヒポミさん
カバのフェーブを見つけました。
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w44151159
いっぱいいいるから。どうかなと思って、お知らせしました。
投稿: 春 | 2011/02/13 18:54